12月4日　公明党府議団（肥後洋一朗幹事長）は、吉村洋文大阪府知事に府政の施策ならびに令和２年度予算編成に関する予算要望書を手渡しました。

中村広美政調会長から就職氷河期世代への正規雇用支援、火災などから文化財を保護する計画の策定、ひとり親家庭に対する就業支援や養育費などの経済支援、台風１５号や１９号の教訓から無電柱化の促進や堤防・ダム・堰堤などの

整備を前倒しで整備するなどの要望を行いました。知事は、「就職氷河期世代への支援については、より具体的な支援を検討したい」と回答しました。

また、中野剛議員から公明党が推進してきた医療的ケアが必要な児童生徒への通学支援について、来年度から対象者を全員に拡充するとの知事の英断に感謝し、拡充を要望。知事は、「通学支援をしっかりと推進していきたい」と回答。さらに、中野剛議員は、愛知県では、ダウン症の情報を提供するため、希望者にダウン症児母子手帳を交付している。大阪府でも交付を検討してほしいと要望。知事は、「保護者の皆さんへの情報提供について、内部で詰めていきたい」と回答しました。

藤村昌隆議員は、少子化対策の一つとして、不妊検査費用の助成を要望。知事は、「経済的・精神的な負担については十分理解している。府としてどう支援できるか考えたい」と回答しました。

川岡栄一議員は、産業振興として中小企業のサイバーセキュリティ対策への支援を要望。知事は、「大阪産業局とも連携して進めたい」と回答しました。